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クリア塗装仕上げを行うことも可能ですが、一度粉体塗装を行った後、キズを付ける工程のサンディング(バフ掛け)を行ってからクリア塗装を行います。このサンディング工程を行うことで、クリア塗装が乗りやすくなるためです。

クリア塗装を行うメリットとしては、被塗物表面の色褪せを粉体塗装だけを行う場合よりも、さらに向上させることが可能になることが挙げられます。またクリア塗装を施すことにより、屋外向けになるので太陽光・雨・風にもさらに強くなります。クリア塗料の種類もたくさんありますが、フッ素樹脂系のクリアの塗料ですと、東京スカイツリーの塗装にも30年保障付きで用いられてるように強力になります。デメリットといたしましては、まずクリア塗装の工数がかかる分だけコストが上がることがあげられます。また1個あたりにかかる時間も、通常の粉体塗装のみを施すよりも多く掛かってしまいますので短納期対応が難しくなることも挙げられます。