Answer (回答)

前処理工程・水切り乾燥・エアブロー(静電除去)塗装・焼き付けの順番で行っております。
・前処理工程に関しては、まず初めにアルカリ脱脂を行います。このアルカリ脱脂により、金属などの被塗物表面に付着している油脂類を取り除き、塗装の密着性を向上させます。
 その後水洗いを行います。
・次に表面調整を行います。
 この工程は次工程にある酸洗いでの、良好なリン酸亜鉛被膜結晶ができるように、金属表面(被塗物)を調整します。この表面調整により、被膜化成時間を短縮することができます。
・次に化成処理を行います。
 金属の防錆、塗装の耐食性、密着性を向上させるために行います。
・次に水洗工程で水洗いを行います。
・最後にミスト(水)を当てて前処理工程を終えます。

水切り乾燥炉では160°の窯の中を前処理を終えた製品が通過します。
・この工程で水分を飛ばします。

人の手でエアブローを行います。
・エアブロー(静電除去)を行うと同時に、製品に傷、凹み等の板金不良の有無の確認も一緒に行います。

塗装を行います。
・クリーム・ライトベージュ・ペールホワイトの三色(色の表記を書く)

焼き付けを行います。
・180°の窯の中で製品を焼き付けて行きます。